六本木クラブV2にてナンパ-GW最後の即を目指して-(ロスタイム)
【4:00】
他の連れ出し案件から応答はない。状況は絶望的。
イワセと目を合わせる。ニヤッと笑っていた。
「ロスタイムだな!」
「ああwww」
彼は最高のプレイヤーだった。諦めない姿勢。なにより俺たちはナンパというゲームをこの日、心の底から楽しんでいた。
ナスダック君がV2から出てくるのを待つ間にスト。ガンシカされるたびに笑いあった。
「ジュマンジ行ってみますか」
GW初日の関西組から聞いていたジュマンジに移動。移動中もストを打ちながら。
到着。
エントランス1,000円1ドリンク、安い。正確には忘れたが、なんでも5時以降も営業しているとのこと。
荷物を預けてフロアへ。
【4:20】ジュマンジ
人が多すぎる。音が大きすぎる。暗すぎる。これは完全な音箱。
1ドリンクを頼んで、荷物を預けている時に絡んだ7.0と和むも、今日は踊りにきているとのこと。
速攻で撤収。
「Colorの前で出待ちストしますか」
けやき坂近くのColor前に移動しスト。
ガンシカが続くも、俺たちは笑いあっていた。
【5:00】
コンビニで水を買い一息。
誰かがいった。
「ゲームセット、、、ですね」
こうして、俺たちのGWは幕を閉じた。
【成果と反省】
・案件の見極め
今回は即系ではない案件に時間をかけすぎた感があった。終電で帰る等の避けようのないグダが発生した場合は、瞬時に切り上げ判断をする必要があった。
・どのようなノリでいくか
今回は、相手に対して「チャラい」と言われるケースが目立った。場所柄、スマートに和んだほうがいいのか、それともある程度の勢いとテンションをもって和んだほうがいいのか、その判断が最終的に出来ていなかった。この辺りは相手にもよるので、うまく見極めた上で今後は活動していく。
・油断
連れ出すことがゴールではない。俺の身を置く営業の世界でも同じだ。よく、大口のアポが取れただけ、まだ成約もしていないのに、大騒ぎするような馬鹿が君の会社にもいるだろう。今回俺たちの犯してしまった過ちはまさにこれだ。即というゴールに対する意識が足りなかった。連れ出したらなんとかなるだろう、ではなく、しっかりと即までのビジョンを描き続けて対応するべきだった。
GW初日の反省点により、大枠の戦略としては上手く機能していた。しかし、我々のメンタル的な問題、各々のスキルの問題。外的な要因としてはGWによる客層の変化(これは通常のV2を知らないのでなんとも言えないが)。これらにより、目標を達成することが出来なかった。ロミオは広島に帰る。六本木でクラブナンパをするのは、恐らくお盆になるだろう。それまでの間に、個人のスキルアップ、長期休暇中のクラブに特化した戦略を練り直し、次回こそ確実な成果を手に入れたい。